大往生

2月2日におじいちゃんが亡くなりました。
95歳でした。


心臓の薬は飲んでいたものの、他は元気でご飯もよく食べ、しかし動くのが辛くなってきたのとトイレが難しくなってきたので施設にお願いしようと申し込みをした直後の1月30日の夜に調子が悪くなりそのまま入院。
いつもどおり入院しても横にもならず元気だった(らしい)のにその後急変、、仕事から帰ってきた直後に連絡が来ました。
3日が仕事お休みだったからお見舞いに行こうと思ってたのに。
4日のお通夜当日に実家に帰りおじいちゃんに会ったけど、直前までよく食べていた上に数ヶ月前まで1日中自転車でウロウロしてたこともあって体はガッチリしたまま。
その後昼過ぎ、家におくりびと(!)が来てくれて一緒に旅立ちの準備をしました。映画は見たことないんだけど、1時間半近くかけてキレイにキレイにしてくれて、見入っちゃった。その日は、数日前ほどではないけど雪が結構降っていて、出棺のときはものすごい牡丹雪でキレイでした。葬儀は家族葬で近親者のみ(といっても母が兄弟多いから結構な数)で静かに、、というイメージだったけど花葬だったからとーーっても綺麗で本人にも見せたいくらい。
最後のお別れは声を我慢できないくらい泣いちゃったけど、移動で外に出る度あまりの寒さで涙も引っ込むんです。笑
あと、おばあちゃんの時からお世話になっているすごく良いお坊さんで、この人の声聞いてると気持ちが落ち着くの。不思議だねー。火葬場で扉閉められて、直後にお坊さんがお経?となえてくれたんだけど、これ聞いてると涙もだんだん引いてくる、という。
絶対100歳まで生きると思ってたけど、コロッと逝ってしまって、みんなからは大往生だよ、いい逝き方じゃん、と。そうだよねー。お財布の中からは、17年前に亡くなったおばあちゃんの若い時の写真が出てきて涙をそそりました。
私はどっちかっていうとおばあちゃんの方が好きで(笑)亡くなった時すごく悲しかったけど、今回のおじいちゃんの方がより悲しく感じるのは何故だろう、、、。きっとおばあちゃんと違っておじいちゃんとは一緒に暮らしてたから楽しかったこともイヤなこと(笑)もたくさん思い出があるからだろうね、あとそれだけ私達が大人になったんだよ、と後日姉と話しました。


最初の話に戻るけど、ずっと運動していたこともあって素人(?)の私が見ても骨太で。そしたら担当の人も「大変立派な骨なので、収めきれない可能性があるので崩させていただきます」と。大きなケガも病気も何もしなかったもんなぁ。立派立派!


家族葬ということもあって、市報(?)とかそういうのにも名前載さず門にも何も貼らず、、だから後から知って家に来る人もいるだろうということで、まだ骨は自宅に置いてあるの(骨って…)。四十九日の時にお墓に入れるのさー。
おじいちゃんいっぱい腕時計持ってたから(笑)1つ貰ってきたー。


私は何歳まで生きるだろうな〜。