凍える牙 - あたまのなか。

凍える牙 (新潮文庫)
乃南アサ

新潮社 2000-01
売り上げランキング : 104659
おすすめ平均

【全520ページ】
連続殺人事件の被害者に獣に襲われたような痕跡があって、その捜査についた女刑事目線で事件や女刑事ならではのいろいろな感情が描かれているミステリー小説。

最後まで読んでて飽きなかった。だれなかった。
最初は、獣って何よ(ﾉ｡-ω-)ﾉ「夜」みたいなかんじ？って思った。
けど、全然違う。「夜」よりももっとリアルで奥深いミステリー＆サスペンス＆ハードボイルド（？）小説。
事件のこともそうだけど、刑事という男社会の中にたった一人女刑事として働く苦悩や心情がよく描かれているの。
コンビを組んだ、ちょっと癖のあるオッサン刑事・滝沢もだんだん好きになってきちゃう。

そして以前にも書いた「突入」の次に好きな「追跡」シーンがカッコイイ！！！
ニヤニヤしちゃう。
事件ものだけどそんなに難しくなくて読み易いから、普段こういうの読まない人にもオススメです。

夜 (角川ホラー文庫)
赤川次郎

角川書店 1997-06
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おすすめ平均

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