スイッチ

スイッチ

スイッチ

【全307ページ】【期間:2日】
『日本ラブストーリー大賞』審査員絶賛賞を受賞した作品。ちなみに大賞は以前読んだ「カフーを待ちわびて」


苫子が自分に見えてくる!というかんじで読みふけてたんだけど、私も含め、苫子に共感する人が多いってことは普段みんな仮面をかぶって生活しているのかな。
苫子のような性格は楽そうでいいな、と思いつつも社会で生活していくにはやっぱり損な性格。けどどこか憧れる。特に大きな物事が起こるわけでもなく、誰かのドキュメンタリーを読んでいるかのような、ノンフィクションのような小説。「眠れるラプンツェル」や「恋愛中毒」にのめり込んでしまった私にピッタリで、とても面白かったです。
サル男はなぜか私の中では最初から村上淳で、だから彼を想像しながら読んだ。坊主じゃないのにネ…