月の扉

月の扉 (光文社文庫)

月の扉 (光文社文庫)

【全350ページ】【期間:7日】

沖縄・那覇空港で、乗客240人を乗せた旅客機がハイジャックされた。犯行グループ3人の要求は、那覇警察署に留置されている彼らの「師匠」を空港まで「連れてくること」。ところが機内のトイレで乗客の1人が死体となって発見され、自体は一変…。極限の閉鎖状況でスリリングな犯人探しが始まる。

犯人3人が主役かと思いきや、どちらかというとトイレで死体となって見つかった女は何故死んだのかを推理する(正確には、犯人に指名されて推理することになった)座間味くん(座間味のロゴが入ったTシャツを着ていたから命名)が主役っぽいかんじもする。
こんなにキレた男(座間味くん)が偶然飛行機に乗り合わせていることが有り得なくもない。ん?有り得ない。
タイトルの「月の扉」って、そうか、そういうことか。と、今気付いたよ、今。まんまのタイトルだなぁ。
結末が最後の最後まで分からなかった。